【うおーい】こんなの、リーチに決まってるだろうが!

じゃんたまによる、極めて不自然で粗悪な牌行システムに悩まされているのは、何もおいらだけではない。

 

アプリのレビューに「怒りの声」が日々大量に寄せられている他にも、

リアルで多くの実戦を積んできたその他のプロ雀士の方々も、

じゃんたまの「ハイパー地獄モード」にかかると、

それはもう成すすべなくドツボに嵌められてしまうことになる。

 

そう、

一度玉の間でたまたま同卓して以来、Twitterをフォローしたり生配信を視聴するなど、密かに応援させてもらっている

元プロ雀士のV-Tuberさんも、おいら同様に、じゃんたまの「ハイパー地獄モード」に苦しめられているようだ。

(じゃんたまは、生配信に適した環境を積極的に提供したりなど、その他のネット麻雀と比べて「時代や流行にマッチしたサービス」を展開してきたことで勢力を拡大してきた側面があるのも事実だ)

 

そんな彼女の戦況について、(まるで自分のことのように)一喜一憂しながら見守っていた中、

おいらが特に深く思うところがあったのが、この下のツイートだ。

この展開を簡単に言えば、

南4局のオーラス

1着目:下家・36300点

2着目:上家・30500点

3着目:自家(親)・19500点

ラス目:対面・13700点

7巡目にて、自身の手の内「1ピン・1ワン暗刻・中を頭にした、役無し4-7ピン」をテンパったシーンだ。
(4-7ピンは河に一枚も出ておらず、残り8枚の状態)

このケースで彼女は即リーしたものの、

直後にラス目の対面が7ピンを暗カン

そして、すぐに2着目の上家が追っかけリーチ(メンピンドラ3の1-4ソウ)を掛けてきて、

結果、いきなり一発で彼女が1ソウを引かされて、ラスに沈められてしまった…という展開だ。

 

彼女は、即リーしたことを悔いて反省しているようだけど、

いやいや。

おいらも綱川隆晃プロのコメントに全面的に賛同だ。

御意。

こんなん「1000%即リー」に決まってるでしょうが!!!

結果的にはラスで終わってしまったものの、

彼女が行なった選択は全く間違っていないと断言する。

 

以下に、その主な理由を挙げる。

・オーラスの親であり、自摸でも3900点、裏が一つ乗るだけでもそれなりの点数(出れば4800点)が望める上に、さらなる手作り(三暗刻狙い)に励んだり、中が出るのを待っていれば、そのうちに他家が先に聴牌してしまう可能性がある。
(そもそも、中が持ち持ちである可能性もある)

・3着目でのオーラス親リーは、特に1着目・2着目にとってはかなりの脅威であり、ベタ降りしてくれる可能性がある。(=自摸アガリのチャンスが増す可能性がある上に、流局しても決して悪くない場面)

・・・自身のアガリ牌がすでに1・2枚しかないのがはっきりしているのであれば、リーチを躊躇するのもある程度分かるのだが、
(牌効率や確率論、基本的な麻雀の戦い方のセオリーを重視するのなら)上のシーンにおいては、リーチをしない理由がどう考えても見当たらないのである。

(※ちなみに、今回一発アガリで逆転トップを取った上家の場合、逆に「リーチをする理由がほとんど見当たらない」し、結果論としては大勝利で終わったものの、戦術的な面でいえば大いに疑問が残るシーンである。)

 

そして、もう一つ、この局面でリーチをすべき理由として、非常に重要な要素がある。

 

それは…

「逃げたり交わそうとした(3位を死守しようとした)結果ラスになってしまうよりも、積極的に攻めた結果ラスに終わった方が、要らぬ後悔をすることなく、精神的に成長できる」

ということだ。

 

例えば野球において、

選手の潜在能力や精神力をより高めていくために、

「ランナーが『積極的に勝負に出た』ことで2盗や3盗、ホームインを試みてアウトになった場合、

決して責めずに『よくぞ勝負した』『ドンマイ』と称えよ」

といった教育論がある。

 

上の麻雀のケースでいえば、

最も最悪なのは、

「(1位や2位は難しいとあらかじめ諦めた上で)ひとまずリーチせずに様子見した結果、ラス目にリーチをかけられ、結果捲られてラスで終わってしまうこと」

である。

 

特に、

リーチを掛けずに様子見していた間に、

ラス目の対面などから4-7ピンが次々と出てきては、

最後は対面に捲られて終わってしまった場合

それこそ、「あの時リーチをかけていれば…」と、まさに最凶の後悔モノである。

 

これは、

後々の対局において、

要らぬショックや後悔を引き摺っていくことで、

スランプにはまってしまったり繊細な勝負勘を狂わせたりしないためにも、

非常に重要なことだ。

 

 

とにかくも、

勝負事における大原則である「トップを積極的に狙う」のであれば、即リー以外に選択肢はなく、

「積極的に攻める・勝負する」のは、麻雀の基本中の基本なのである

 

ていうか、

リアルやその他のネット麻雀であれば、

こうした「セオリーや確率論、勝負事における原則に忠実な打ち方」をしていれば、

そうそう「最悪の結果」に終わることはないのだが、、

 

これはもう、

(何から何まで)じゃんたまの牌行システムが完全におかしいでしょ???

 

実は、

麻雀って結構よくできていて、

普通はこうした「基本に忠実な打ち方」をしていれば、

「こんなこと」ってそうそう起こらないし、

そもそも、

リーチ時に一発振り込みさせられる確率って、かなり、相当低いはずなんだけどなあ…。

 

本来、麻雀というゲームは、

例えば、(リズムが悪い時や劣勢の時に)他家の当たり牌をぐっと抑え込むことが出来れば、多くの場合、その分ちゃんと後からチャンスが回ってくるものだし、

かなり無茶で牌効率を無視した打ち方をしない限り、ダンラスが連発したりすることもそうそうないんですけどね。

 

とにかくも、

 

リアルではめったに起こり得ない「超常現象」が多発するのがじゃんたまであり、

じゃんたまによる「歪んだ牌行システム」によって、本来の麻雀の深みや魅力どころか、

打ち手の勝負勘や精神をも狂わせてしまう可能性すらある

ことを深く心配している、今日この頃なのである。

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