麻雀で勝つ秘訣は「ベタ降りすること」というのは本当なのか?

2021年5月4日

どもども、まーじゃんこでごわす。

 

先日に、麻雀に関するサイトなどを検索し、ざっと様々な記事を読んでいたのだが、

 

どうも、近年の麻雀界においては、

「麻雀で勝つ(強くなる)秘訣は『ベタ降りする(出来る)こと』である」

といったものが定説になりつつあるらしい。

 

こうした話を聞いて、

この時この時に続いて)またまた強い違和感を抱いてしまったわけだが、

 

この話、

半分は合っていて、半分は間違っていると思う。

 

・・・確かに、

麻雀で勝つためには、

時と場合によっては「ベタ降り」することは絶対に必要なのだが、、、

(言うまでもなく)相手がリーチを掛けてきた時などに、何でもかんでもベタ降りしていては絶対に強くなれないし、優れた戦績を残すことはできないのである。

 

では、

麻雀で勝つ秘訣を”正確”に言うとどういうことなのか?

というと…

 

結論から言えば、

「ベタ降りするのは必要最小限に、それ以外の時は、相手の待ち牌を読みながらアガリを目指す」

である。

 

ただ、相手の待ちを読むというのは、実は結構難しいし、

ある程度の経験や多少の勉強が必要になってくる。

 

おいらの場合、

若い時に、かの小島武夫大先生の本を読んで、待ちを読むコツや傾向を勉強したし、

当時に勉強したことは今でも結構役に立っているように思う。

 

最も単純な待ち牌読みとしては、

「スジ」「カベ」があるが、

これに加えて、「またぎスジ」や「裏スジ」、「間4ケン」などといった読みの理論がある。

 

しかし、こうした理論は100%当たるわけではない(実は結構、これらに当てはまらずにセーフだったりアウトだったりするケースも多い…)し、

こうした「マニュアル的な待ち牌読み」以外にも、

長年の経験や勘によって、捨て牌から醸し出される傾向や空気から、何となく「これは危ない」と、何ともいえないイヤ~な予感を抱くケースがしばしばあったりするものだ。

んで、

(先で紹介した法則や理論に合致していなくとも)念のためにその牌を抑え込んで降りた結果、やはりその牌が当たりだった…といったケースも多く経験してきたのである。

 

しかし、

言うまでもなく、予言者や透視能力が無い限り、100%待ち牌を当てることは不可能だし、

つまりは、どこまで待ち牌読みの精度を高めるか?というのが、勝ちをたぐり寄せるための大きなポイントになってくる。

 

目安としては、

待ち牌を「7割前後」読むことが出来れば、すなわち「かなり強い打ち手」であり、高い勝率を出すことが出来ると思っている。

 

ただ、これは、

常に厳密にピタリと当てる必要はないし、そこまで「高いレベル」を求める必要はない。

 

例えば、河の様子や直感的に「2-5ワンが危ない」と読んだとして、

結果、「5-8ワン待ち」だった場合、

「読んだスジは合っていた」として、自らの勘や読みは間違っていなかったと(プラスに)捉えるのである。

 

(もう一度念を押しておくが)

もちろん、

自らがリスクを冒してアガリを目指すメリットが薄いと判断した場合、

自らの手を本格的に崩してベタ降りすることは正しい戦法である。

(その場合、よほど安全に聴牌できる&高い手に化けたケースでない限り、中途半端な打ち方をせず、最後まで徹底して降りるべきである)

 

しかし、

満貫以上で和了出来る可能性を秘めた「チャンス手」になりそうな場合、

簡単に降りるべきではないと思うし、

 

こうした時こそ、相手の待ち牌を読みながら、時には回っていくことで、相手の待ち牌(最上級の危険牌)を上手に使ってアガリを目指すべきであり、

こうした(高度な)戦法で和了を重ねることが出来るようになれば、間違いなく、戦績は大きく上がり、トップを取れる回数も増えていく

(※ただし、異様なまでに早いリーチが多発するじゃんたまにおいては、こうした戦法が十分に使えないケースも多くあるので、その点は要注意、、、。)

 

・・・

今回はいささかお硬い内容になってしまったが、

 

こうした「捨て牌読み」と、

「回りながらの攻撃」(防御と攻撃のハイブリッド)を一定の割合で成功できるようになれば、

麻雀の面白さや深みがさらにもう一段・二段増すことになるので、

 

是非とも、こうした技・戦法に積極的にトライしつつ、

「戦う麻雀」「逃げない麻雀」を目指し、そのテクニックや感性を日々磨いていってほしいなあと思っているのでありまする。

 

========================

●コメントを投稿される際のご注意

最近、マナーや常識が守れない悪質なコメントやスパムコメントが増えてきております。

当方で、最低限の常識が守れていないもの、悪質と判断させていただいたものについては、投稿者のIPアドレスやメアドをブログ上で公開させていただいたうえで、今後の投稿を禁止させていただきます。