【雀魂考察】「異常な配牌」「異常なツモ」…理不尽な展開が多発する「トンデモシステム」を採用している背景を考える

2021年7月8日

どもども、「まーじゃんこ」でごわす!

今回も、近年何かと話題になっている(おいらもかなりの試合数をプレイしている)「雀魂(じゃんたま)」について、色々と考察してみようと思う。

この記事でも触れてきたし、当ブログの目玉企画(?)である「地獄モードレポ」などを通じても、改めて、雀魂の配牌・牌行システムが相当なまでに”クレイジー”であることがお分かりいただけたかと思う。

しかし、おいらの場合、およそ4か月ほど前に登録し、豪3にまで到達するまでは、そこまでおかしな違和感や「さすがにこれはないだろう」といった異常な出来事に見舞われるケースはめったになかった
(せいぜい、100局に2・3回あったくらいで、そこまで大きく気になったレベルではなかった。)

思えば、豪3に到達するまでは、「天国モード3・地獄モード2・普通モード5」といった割合で、その他のネット麻雀とも大きく差があるものでもなかった。
しかし、豪3に到達して以降は、「天国モード1・地獄モード7・普通モード2」といったくらいの割合に大きく”変化”し、

「一発で当たり牌を引かされる」
「有利な多面待ちでも自模れず」
「悪形の待ちにあっさり負ける」
「(親番など)勝負所でのゴミ配牌」
「(満貫・跳満・倍満などの)親被りの連発」
「安い手しかあがれない(高い手の聴牌はことごとくアガれない)」
「裏ドラが滅多に乗らない」

などといった、通称「地獄モード」が圧倒的に連発するようになり、これに伴って、成績も劇的に悪くなり、あっという間に豪3から豪1に滑り落ちた

おまけに、これまで以上に「守りを重視する打ち方」に変えたことで、放銃率は大きく下がった(以前より1%近く低下)ものの、それでも成績はどんどん下がり続けていることで、「放銃率の高さ」が勝てない原因になっていたわけはないことがほぼ証明された。
つまり、やはり、上の「地獄モード」の要素が多発し続けていることが原因であることが確定的になりつつある状況であり、すなわち、「自分自身の力ではどうにもならないことが起こっている」ことが見えてきたのである。

・・・

それでは、ここから少し踏み込んで、
「では、どうして、雀魂はこのような現象をわざと引き起こしているのか?」という問題を考えてみようと思う。

 

キーポイントは「重課金者」と「中国人プレイヤー」!?

まず、雀魂の基本的な情報やサービス内容に注目してみよう。

すでに、多くの利用者の方々はご存じだと思うが、このゲームを運営しているのは、中国の企業である。

株式会社Yostar(ヨースター)は、中華人民共和国の上海悠星網絡科技有限公司を母体とし、日本の東京都千代田区に本社を置くコンピュータゲーム日本現地法人[2]。

(出典:ウィキペディア)

銅の間・銀の間は、日本人と外国人とで隔てられているらしいが、金の間以降は外国人と一緒くたにされる仕様になっているようで、見たところ、外国人の多くは中国人だ。
そもそも、日本と中国とでは麻雀のルールがかなり異なっているようだが、ルール自体は日本のルールをベースに運営されており、中国人の方が日本のルールに合わせてプレイする形になっている。

そうした「元々のルールの違い」が影響しているのかどうかは分からないが、(中国人と同卓したことがある方はお分かりかと思うが)中国人の打ち方は、日本人と圧倒的に異なっており、「鳴きまくり」「突っ張りまくり」の2点に尽きる
特に日本で高い雀力を身に着けた人であれば、彼らの打ち方は「理解不能」の領域であり、純粋で科学的な「確率論」の前提に立てば、(精密な打ち方をする)日本人が圧倒的に勝つに決まっているのが現状だ。

しかし、「日本人と中国人とで完全に分け隔てる」のであればこうした問題は解決するものの、(恐らくプレイヤー数の問題により)金の間以上では日本人と中国人を同卓させている以上、(同社にとって重要な顧客である)中国人がロクに勝てないような状況になると、中国人のユーザーはほとんどいなくなってしまうだろう。

つまり、「鳴きまくり」「突っ張りまくり」の中国人ユーザーを(日本人ユーザーに対して)ある程度勝たせるためには、所々で「異常な好配牌」「異常な神ツモ」(=どんな打ち手でも簡単にアガれる状態)を意図的に”施す”ことが必要になってくるのではないだろうか?

 

「重課金者」を最も優遇するのは、ビジネスにおける「基本中の基本」!

ネット上でも、そんな雀魂の牌行システムについて「課金者ばかりに好配牌&神ツモの”インチキ”を行なっている」として痛烈に批判している声が多いが、「お金を落とす人に対して優遇する」というのは、麻雀に限らず、どんなビジネスにおいても「鉄則中の鉄則」だ。
例えば、「基本無料」と謳っている出会い系サイトや婚活サイトだって、その謳い文句の通りに無料で相手を探そうとしても、全く思ったような成果を上げることはできないし、課金すればするほど、優先的に自分が求めている出会いのチャンスに近づくことが出来る
これは、「世の中の常」であり、全く当たり前のこと

こう考えると、雀魂が、「なんじゃこりゃ」「ふざけんな」と言いたくなるような、異常な好配牌や神ツモが多発しているのは、「『”重課金”の中国人ユーザー』を勝たせるため」なのではないか…?という仮説が浮かび上がってくるのである。

おいら自身、雀聖3の中国人ユーザーとも何度か同卓したことがあるが、やはり、そのほとんどが高得点のアガリを連発させトップを取っていた記憶があるし、過去の経験から「高段位の中国人に要注意」との意識を持つようになった。

おいらの場合、気に入ったゲームや応援したくなるような魅力的なコンテンツを提供しているゲームに対しては、積極的に課金するようにしているが、雀魂の場合は、微課金でお得なガチャを引ける「開運御守」を毎月購入している。
が、どうやら、これは、途中までは”多少有利”な操作を受けられるものの、(豪3など)一定のレベルまで達するとその効力が激しく喪失される仕組みのようだ。
要は、「ここよりも上にいきたければ、もっと課金せよ」ということなのかもしれない。
※これについては、まだ確証が持てていないので要検証。一定期間を経た後、再び、元のモードに戻る可能性もまだありそうなので、もう数か月様子を見てみようかと思っている。

※2021/2/17追記:
複数のレビューや利用者の声を参照したところ、重課金者に対しても一定割合で「地獄モード」は発生している模様。

このような情報を踏まえつつ、現時点では、「課金の度合いによって『地獄モード』の発生頻度や割合を変えているのでは?」との推測を立てている。
これについては、引き続き検証を続けていこうと思う。

※2021/2/17追記:
最初の頃の「ストレートでスピード昇段モード」ではないものの、豪1から2に再昇段し、その後も比較的安定した状況が続いていることから、「長期に渡る地獄モード」はひとまず終わったとみている。
引き続き様子を見てみようと思う。

 

運営が「牌操作なし」を謳っている「牌山生成コード」は、(残念ながら)信用性ゼロ!

それから、雀魂の運営が「牌操作を一切行っていない」ことをPRするために採用している、MD5ハッシュによる「牌山生成コード」だが、これは、一切のおかしな操作が行なわれていないことを証明するのに「全く何の役にも立っていない」ことを記しておく。
この、「牌操作がまったくない」ことを証明するための最も有効な方法は、(一定時間遅延させて公開されている)「観戦モード」において、観戦者に全ての牌山を公開することだ。
しかし、雀魂では、観戦することが可能になっているにもかかわらず、観戦者が牌山をみることが一切許されておらず、この時点で、ユーザーは「実際は牌操作が行なわれている可能性」を疑うべきだろう。
(実際、特定のユーザーを勝たせるために牌操作が行なわれているとしか思えない、実に不可解で不自然なツモが多発しているのも確かだ。)

さらには、特定のユーザーを優遇したり負けさせたりするために、「一定の意図」に基づいた「配牌の操作」が行われている疑いについては、MD5ハッシュによる「牌山生成コード」は全く何の役にも立っていない

言い換えれば、こうした形で、「一切の牌操作が行なわていない」と自ら強調していることこそ、「様々な操作をやっていることの裏返し」であることを疑わないとならない…ということなのではないだろうか?

 

見た目ばかりが「豪華・綺麗・立派」で、最も肝心な中身が「スカスカ」!?

てなわけで、ここまで記事を読み進めていただいた御仁には、(あくまで推測や考察が中心で、確たることは断言できない状況ではあるが)「雀魂」がこのような妙にヤラセ臭いシステムを採用している背景や理由がおおよそお分かりいただけたのではと思う。

もう一度ポイントをまとめてみると、

・中国人ユーザーが重要な顧客であり、その中国人ユーザーを適度に勝たせるため

・重課金者を逃さないため

という2つの要素が大きく影響しているものと考えている。

と、最後に言っておこうと思うが、おいらは雀魂に強い恨みがあるわけでも、雀魂を潰そうと思ってこのような記事を書いているわけでもない
何よりも、雀魂のキャラクターはとてもかわいいし、プレイ時の操作画面や充実した牌譜機能、友人戦においての多彩で自由度の高い設定など、これらの点はメチャクチャ質が高くていいと思っている。

だからこそ、最も肝心な麻雀の牌行システムがあまりにも低劣で、本来の「健全で公平であるべき」はずのゲームを大きく歪め、さらにはリアルで勝つための「正しい打ち筋」をも歪めてしまいかねない「トンデモシステム」に非常に強い失望を禁じ得ないのである
(そもそも、社長本人が麻雀を知らないというのだから、「質の高い麻雀ゲームを提供したい」といった信念からは程遠い、「単なる金儲けオンリー」目的で展開しているのかもしれない。)

結局、見た目ばかりが「豪華・綺麗・立派」で、最も肝心な中身が「スカスカ」という、

これぞ「メイド・イン・チャイナ」

ということなのでしょうか???

・・・

てなわけで、
V-Tuberを利用したり、有名作品とコラボさせたり、人気声優さんを多く起用したり、
どれだけ、マスメディアを使って大々的に宣伝しようとも、

「最も肝心な部分」をしっかりと作り込んでいかないと、
いずれは、衰退&凋落の一途をたどることになってしまいまっせ!

じゃんたまさん、もっと危機感もってくだせぃ!!

========================

●コメントを投稿される際のご注意

最近、マナーや常識が守れない悪質なコメントやスパムコメントが増えてきております。

当方で、最低限の常識が守れていないもの、悪質と判断させていただいたものについては、投稿者のIPアドレスやメアドをブログ上で公開させていただいたうえで、今後の投稿を禁止させていただきます。