見よ!これが雀魂”渾身”の「地獄モード」だ!(その2:筋書きが決まっているかのような「妙な配牌とツモ」&次々と他家の当たり牌を掴まされる)
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(2020年12月22日の対局より。)
これは、8半荘中7回ラスの「地獄モード」のうち、2回目のラスを引かされた時の「地獄モード」の対局内容の一部を紹介したいと思う。
(中でも、後半において、「非常に印象的」なおかしな展開が待っていた。)
比較的平坦な展開から迎えた、東2局の三本場(流れ2本場で親が回り、一人聴牌流局を経て向かえた、おいらの親番)。
まず最初に上家が先行リーチ。(2-5-8ピン待ち)
んで早速、おいらは当たり牌の2ピンを引かされる。
かなりの危険牌なので、仕方なく、中を切って回ることに。
続いて対面が追っかけリーチ。(5-8ピン待ち)
ああ、やべ~なぁ。
次に危険牌が来た場合、親が流れてもこの場は諦めて、4ソウや7ソウを切っていくことを想定。
だが、あろうことか、この後6ピンを引いて、おいらも5-8ソウ(ないしは2ピン単騎)の聴牌(5800点)をしてしまう。
実際、牌譜をみても、8ソウが残り2枚生きていた(2ピン単騎はゼロ)し、これをあがれば、5800+リー棒3000点も入る上に、親も連荘できる。
対面は2ピンは安牌だし、ここは「2ピン勝負」で押すことを選択。
んで、見事に刺さる!笑
つまり、上家のリーチ後、一発で2ピンを引かされていたわけだ。
さらに、これを押さえても、2ピン単騎の聴牌ではあがり目ゼロであり、なおかつ、5ソウ切りも(2ピンよりは確率は下がるものの)放銃する危険がある牌だった。
要は、かなりの確率で2ピンが最後に出てしまう展開が用意されていたってこと。
幸い、安い失点で済んだのが救いだった中、親が流れた東3局。
この局が、結構このゲームを決定づける大きなターニングポイントだった。
おいらに、「高め」でタンピン3色ドラ2の跳満、「安め」でピンフドラ2の良型聴牌(6-9ソウ)が入る。
これまでの流れが今一つ良くないことから、闇テンすることも考えたが、「攻めの麻雀」「積極性」を信条としているおいらは、「安めでも7700以上」を狙い、正攻法でリーチを選択。
ちなみに、この時点で、下家がカン8ワン待ちで、「發ドラ3」の11600の聴牌をしていた。
その後に下家が9ワンを引き、4ワン(ドラ)と9ワンのシャボに受け変えた。
この時点で、下家の残り枚数は4ワン1枚と9ワン2枚の計3枚。おいらは6ソウ1枚と9ソウ3枚の計4枚。
しかし、実にあっさりと下家が9ワンを自模!
おいらの勝負手が見事に不発に終わる!笑
この時点で、「よろしくない結末」を予感したおいら。
その予想通り、どうもパッとしない展開が続き、3着で迎えた南1局。(おいらは南家)
相変わらず、今一つ冴えない配牌すなあ。
やがて、「中・三色」の(安手だが)好形のイーシャンテンに。
しかし、ここで、現時点で4着の対面が(”神”ツモの連発で)1-4ピン待ちのリーチ。
材料ほとんどなーし!
んで、
お約束の「高めの4ピン」を一発で掴まされる。
憐れ。。。
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こうなると、もう、雀魂サマは一切手加減してくれません!
続く、南2局の親番。
4巡目にして比較的好形のイーシャンテン(しかし、メンピンの安い手)になる。
が、(5巡目以降のゴミ自摸の連続により)最後の1枚をいつまでたっても一向に引けず、おいらがもたもたしている間に、結局上家から下家が満貫ロン(カン7ワン)し、あっさりと親が流される!
いよいよ、ラスが濃厚になってきた南3局は、とても記憶に残る「非常に愉快な展開」になった。
まずは、配牌。
とてもいい具合に浮いている(誰でも早くに切るであろう)下家の2ピンを、対面が待ってましたかのようにチー。
んで、対面は三四のワンズをたたっ切り、染め手にまっしぐら。
おいらの發もすかさずポン。
んで、おいらも、(不可解な)無駄ヅモ全くなしの最短距離で、カン6ワン(ドラ)待ちのゴミ手を聴牌。
対面はピンズの染め手見え見えで、ワンズが浮く可能性大だが、リーチがかかって6ワンを引けば、降りてしまう公算が高い。
そもそも、それで運よく当たっても、リーチドラ1の2600では、ほぼラス確定だ。
この局面では、1ワン引きなどを期待して、メンピン一通ドラ1の最高形に仕上げていかない限り、ラス回避は難しい。
そう判断したおいらは、ひとまず仮テンで有利な待ちや高い手を目指すことに。
・・・
(対面)「ベチッ!」
・・・って
おい!!
いきなりドラ6ワンをツモ切りかいっっ!!笑
んで、おいらは、直後に3ワンを引き、実にパッとしない、「ただのメンピン」聴牌に…。
しょうがないので、裏ドラが一つでも乗ることを期待して、リーチ(1-4ワン待ち)。
そうこうしているうちに、対面は今回も神ツモ連発で、あっという間に染め手の満貫(4-7ピン)聴牌。
いや、こりゃ、「沈没フラグ」だわ完全に。。。
んで、
今回も「お約束」通り、
対面の聴牌直後に、早速7ピンさんが満を持して到来~!!
どじゃ~~ん!!
チーン。
昇天。
・・・
牌譜で見るとよりよく分かったが、
特にこの最後の局は、「人為的な不自然さ」がよりよく表れたものだった。
中でも、配牌時の下家の2ピンは、「対面のチー」をあらかじめ想定して設定されたもののように見えるし、「配牌」から「ツモる牌」そして「アガリ」まで、ある程度の筋書きが作られていたかのような印象を受ける。
おいらのツモも(無駄ヅモが一切なく)十分に妙だったが、対面のツモもそれ以上に妙である。
そして、
こんなにも一発で次々とデカい手の当たり牌を掴まされちゃ、
そりゃ勝てるわけないわいっっ!!
・・・てなわけで、
他にも非常におかしな「地獄モード」を多数経験してきたので、順を追って、このような形で皆さまに紹介していこうかと思う。
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